2016年10月12日 [Default]
運動スキルやコツを指導するためのポイント
基本としている指導のポイントは以下の3点です。この3点についてそれぞれ詳しく解説します。
• 教え込まない
• はみ出す
• 完成させない
教え込まない
まず、「教え込まない」こととは教えるのではなく感じ取らせることが肝要です。とかく指導者は教えてできるようにしてやりたい、あるいは指導者の理想形などに子どもを当てはめようとします。
しかし、それでは子どもが答えを見出す前に答えを与えることになり、答えを模索する段階で出会うさまざまな体験や気づきを指導者が奪ってしまうことや、指導の強制が子どもをロボット化することに繋がります。
教える場合は、指示をするのではなく、考えさせ意見を述べさせます。あるいは「どんな感じがした?」と聞くようにします。感覚に基づく指導は非科学的だと否定する人もいますが、感覚で運動を捉えることができないとコツの習得は困難です。
教えてしまえば創造性がなくなり、聞けば教えてくれる指示待ち人間を生み出します。
はみ出す
次に「はみ出す」とは逸脱するところにこそ、未知の体験があるということです。
運動スキルは与えられた運動ができるようになることではありません。それは前回例に出しましたスポーツ系幼稚園などの事例が示しています。
子どもは与えられことをやり続けると興味が失われ、刺激が減少します。人間の発達は刺激と刺激への適応によるものです。
親が目を離すと危ないことやとんでもない事をしようとするのは刺激を求めての行動です。しかし、我々大人は、お行儀がよくない、怪我をすると言って子どもの動き、要するに興味と刺激を制します。
はみ出すことは未知の体験にとってたいへん重要です。はみ出すところに運動スキルの体験があるのです。
したがって練習を事前に決めることや、デザインすることには意味がないのです。マイネル博士も環界との活発な交流が必要だと述べています。
デザインされたものや決められたことからはみ出して何かをしようとする時、思いがけない体験や運動課題が子どもに立ちはだかります。それを体感し、乗り越えるために自身の全知全能を使って克服する過程に運動スキルの習得があります。
完成させない
最後が「完成させない」です。運動スキルの習得は、運動スキルの習得や完成が目的ではありません。運動体験による感覚運動を積むことです。
したがって、そこには完成形がありません。
跳び箱を何段、きれいに跳べるようになる……
これは運動スキルが目的化しています。これでは跳び箱運動のトレーニングをしたことになってしまいます。
運動スキルは運動体験で感覚を磨くことですから、その過程は千差万別、そして個別的になります。さまざまな運動体験を積んだ結果として跳び箱が跳べるようになることが運動スキルのトレーニングです。さらに完成させないということは新たな刺激を間断なく与えることです。刺激が発達を促すのです。
ある運動(刺激)ができそうになったら、その運動や体験を止めて次の体験や刺激に移ります。刺激慣れは適応を鈍くします。常に新しく、新鮮な刺激にさらされることが重要です。
子どの集中は15分ほどが限界と言われており、子ども向けアニメの多くが10分ほどであるのはそのためと言われています。このように目まぐるしく変化する体験と刺激が必要なのです。
子どもの指導において最も重要なこと
成果を求めない
とかく親や指導者は成果を気にします。特にスクールなどに預けている保護者は自分の子どもがどれだけ成長したか、あるいは習熟度が上がったかを気にします。私どもの教室でも退会理由のひとつに「成果が見えなかった」や、ひどいものでは「コスパが合わない」などもあります。子どもの成長がまるで経済投資のように捉えられています……。
指導者は親の目を気にして、またチーム運営やスクールなどの経営を考え、何とか目に見える成果を出そうとやっきになります。そうなるとスポーツ系幼稚園のような教えられた運動はできるけど、教えられていないことはできないということにつながります。
また、子どもは成果を出すために運動をしているわけではありません。興味に従って刺激を求めて運動をするのです。言い換えると本能に従っているだけです、そこに成果はありません。
特定の年齢にこだわらない
そして次に習得最適期です。これは誕生した直後から始まり第二次性徴が始まるころ(思春期前ぐらい)までと考えられます。【スポーツ指導の常識「ゴールデンエイジ理論」を疑え】の中でも触れていますが特定の年齢が最適期ではありません。
赤ちゃんはお母さんのお腹から出てきた瞬間から重力との格闘を始めます。重力に抗うようにして自分の能力を向上させていきます。正に環界との活発な交流の中で運動を発達させていくのです。確かに運動学習、特に運動スキル習得の最適期は小学校年代であることは否定しません。しかし、中学生ぐらいでも可能であると考えています。
中学生ともなるとさまざまな経験則があるため直観的な運動学習に加えてデザインした方法論やヒントを与えることである程度習得できると思います。また、高校生であっても早熟傾向でない者や力任せの運動をしない者であれば習得可能です。
実際、私が担当するスクールやかつて競技トレーニングを指導した中高生選手でも身体操作性を向上させるフィジカルトレーニングによって運動スキルが高まった事例があります。ただし、個別性はありますが習得に費やす時間と習塾度合いは小学校年代との比較では効率性には劣ることがあります。
運動スキルを習得する機会を大人が奪っている
運動スキルの習得は、特別な環境、道具や方法などは必要ありません。運動スキルは生活や遊びの中で習得すべきものです。
しかし、残念ながら近年では公園など公共施設でのボール遊び禁止、勝利至上主義のジュニアユーススポーツ、偏った運動ばかり指導するスポーツスクール、スポーツ科学理論の間違った理解、また保護者による過保護や行き過ぎた期待感など、運動スキルを習得する機会が失われる環境や状況ばかりが子ども達の周りに溢れかえっています。
運動スキルを備えていなくとも社会生活に困ることはないでしょう。しかし、身体活動である運動は人間の本能的営みです。スポーツ界では「心技体」という言葉がしばしば言われます。これは精神と技(スキル)と身体は一体化しており、それぞれが欠けることなく充実することがスポーツや技の上達、人間性や社会性の形成には必要であるというような意味です。
保護者の方々はお子さんの健全な心身の成長を望むのであれば、運動スキル習得について案じるのではなく運動スキルを習得できる環境を与えることを考えてください。
基本としている指導のポイントは以下の3点です。この3点についてそれぞれ詳しく解説します。
• 教え込まない
• はみ出す
• 完成させない
教え込まない
まず、「教え込まない」こととは教えるのではなく感じ取らせることが肝要です。とかく指導者は教えてできるようにしてやりたい、あるいは指導者の理想形などに子どもを当てはめようとします。
しかし、それでは子どもが答えを見出す前に答えを与えることになり、答えを模索する段階で出会うさまざまな体験や気づきを指導者が奪ってしまうことや、指導の強制が子どもをロボット化することに繋がります。
教える場合は、指示をするのではなく、考えさせ意見を述べさせます。あるいは「どんな感じがした?」と聞くようにします。感覚に基づく指導は非科学的だと否定する人もいますが、感覚で運動を捉えることができないとコツの習得は困難です。
教えてしまえば創造性がなくなり、聞けば教えてくれる指示待ち人間を生み出します。
はみ出す
次に「はみ出す」とは逸脱するところにこそ、未知の体験があるということです。
運動スキルは与えられた運動ができるようになることではありません。それは前回例に出しましたスポーツ系幼稚園などの事例が示しています。
子どもは与えられことをやり続けると興味が失われ、刺激が減少します。人間の発達は刺激と刺激への適応によるものです。
親が目を離すと危ないことやとんでもない事をしようとするのは刺激を求めての行動です。しかし、我々大人は、お行儀がよくない、怪我をすると言って子どもの動き、要するに興味と刺激を制します。
はみ出すことは未知の体験にとってたいへん重要です。はみ出すところに運動スキルの体験があるのです。
したがって練習を事前に決めることや、デザインすることには意味がないのです。マイネル博士も環界との活発な交流が必要だと述べています。
デザインされたものや決められたことからはみ出して何かをしようとする時、思いがけない体験や運動課題が子どもに立ちはだかります。それを体感し、乗り越えるために自身の全知全能を使って克服する過程に運動スキルの習得があります。
完成させない
最後が「完成させない」です。運動スキルの習得は、運動スキルの習得や完成が目的ではありません。運動体験による感覚運動を積むことです。
したがって、そこには完成形がありません。
跳び箱を何段、きれいに跳べるようになる……
これは運動スキルが目的化しています。これでは跳び箱運動のトレーニングをしたことになってしまいます。
運動スキルは運動体験で感覚を磨くことですから、その過程は千差万別、そして個別的になります。さまざまな運動体験を積んだ結果として跳び箱が跳べるようになることが運動スキルのトレーニングです。さらに完成させないということは新たな刺激を間断なく与えることです。刺激が発達を促すのです。
ある運動(刺激)ができそうになったら、その運動や体験を止めて次の体験や刺激に移ります。刺激慣れは適応を鈍くします。常に新しく、新鮮な刺激にさらされることが重要です。
子どの集中は15分ほどが限界と言われており、子ども向けアニメの多くが10分ほどであるのはそのためと言われています。このように目まぐるしく変化する体験と刺激が必要なのです。
子どもの指導において最も重要なこと
成果を求めない
とかく親や指導者は成果を気にします。特にスクールなどに預けている保護者は自分の子どもがどれだけ成長したか、あるいは習熟度が上がったかを気にします。私どもの教室でも退会理由のひとつに「成果が見えなかった」や、ひどいものでは「コスパが合わない」などもあります。子どもの成長がまるで経済投資のように捉えられています……。
指導者は親の目を気にして、またチーム運営やスクールなどの経営を考え、何とか目に見える成果を出そうとやっきになります。そうなるとスポーツ系幼稚園のような教えられた運動はできるけど、教えられていないことはできないということにつながります。
また、子どもは成果を出すために運動をしているわけではありません。興味に従って刺激を求めて運動をするのです。言い換えると本能に従っているだけです、そこに成果はありません。
特定の年齢にこだわらない
そして次に習得最適期です。これは誕生した直後から始まり第二次性徴が始まるころ(思春期前ぐらい)までと考えられます。【スポーツ指導の常識「ゴールデンエイジ理論」を疑え】の中でも触れていますが特定の年齢が最適期ではありません。
赤ちゃんはお母さんのお腹から出てきた瞬間から重力との格闘を始めます。重力に抗うようにして自分の能力を向上させていきます。正に環界との活発な交流の中で運動を発達させていくのです。確かに運動学習、特に運動スキル習得の最適期は小学校年代であることは否定しません。しかし、中学生ぐらいでも可能であると考えています。
中学生ともなるとさまざまな経験則があるため直観的な運動学習に加えてデザインした方法論やヒントを与えることである程度習得できると思います。また、高校生であっても早熟傾向でない者や力任せの運動をしない者であれば習得可能です。
実際、私が担当するスクールやかつて競技トレーニングを指導した中高生選手でも身体操作性を向上させるフィジカルトレーニングによって運動スキルが高まった事例があります。ただし、個別性はありますが習得に費やす時間と習塾度合いは小学校年代との比較では効率性には劣ることがあります。
運動スキルを習得する機会を大人が奪っている
運動スキルの習得は、特別な環境、道具や方法などは必要ありません。運動スキルは生活や遊びの中で習得すべきものです。
しかし、残念ながら近年では公園など公共施設でのボール遊び禁止、勝利至上主義のジュニアユーススポーツ、偏った運動ばかり指導するスポーツスクール、スポーツ科学理論の間違った理解、また保護者による過保護や行き過ぎた期待感など、運動スキルを習得する機会が失われる環境や状況ばかりが子ども達の周りに溢れかえっています。
運動スキルを備えていなくとも社会生活に困ることはないでしょう。しかし、身体活動である運動は人間の本能的営みです。スポーツ界では「心技体」という言葉がしばしば言われます。これは精神と技(スキル)と身体は一体化しており、それぞれが欠けることなく充実することがスポーツや技の上達、人間性や社会性の形成には必要であるというような意味です。
保護者の方々はお子さんの健全な心身の成長を望むのであれば、運動スキル習得について案じるのではなく運動スキルを習得できる環境を与えることを考えてください。
2016年10月10日 [Default]
毎週月曜・U15(中学生)クラス スクール生 募集!!
本日は10月10日体育の日ですね!!
運動は心身ともに生活バランスを良くする素晴らしいものですよね!!
中学校で学校部活のバスケットボールを取り組んでいる方もたくさんいらっしゃいます。
そんなバスケが大好きな中学生の皆さん、更なるバスケスキル向上を図りませんか??
・個人的にバスケのスキルアップに伸び悩んでいる選手の皆様
・もっとモチベーションが高い選手と一緒にバスケをしてみたい皆様
そんな中学生の皆様、当スクールで一緒にバスケをしましょう!!
無料一日体験も受付中です。
宜野湾市内にて毎週月曜日20:00〜22:00にて開催しております。
お気軽にホームページまたは下記連絡先までお気軽にどうぞ!!
運営事務局
080−8851−0859
本日は10月10日体育の日ですね!!
運動は心身ともに生活バランスを良くする素晴らしいものですよね!!
中学校で学校部活のバスケットボールを取り組んでいる方もたくさんいらっしゃいます。
そんなバスケが大好きな中学生の皆さん、更なるバスケスキル向上を図りませんか??
・個人的にバスケのスキルアップに伸び悩んでいる選手の皆様
・もっとモチベーションが高い選手と一緒にバスケをしてみたい皆様
そんな中学生の皆様、当スクールで一緒にバスケをしましょう!!
無料一日体験も受付中です。
宜野湾市内にて毎週月曜日20:00〜22:00にて開催しております。
お気軽にホームページまたは下記連絡先までお気軽にどうぞ!!
運営事務局
080−8851−0859
2016年10月07日 [Default]
運動会の季節ですね、そして運動会後に考えることとは・・・
今の秋の季節、各学校で運動会が開催されるところも多いのではないでしょうか・・・
そして、運動会で我が子の活躍する姿を見る父兄の光景が良く目にしますね!!
そんな父兄の多くより、運動会後はよく相談が寄せられます。
運動神経を高めるには・かけっこを早くしたいのですが・・・
ローマは一日にしてならず・・・ですね。
まさに日々の積み重ねが大切です。
その日々の積み重ねとは、日常生活において定期的に運動をすることにより年齢に応じたカラダづくり、筋力トレーニング、心身の健康状態の確保・場の提供を父兄であるあなたが適切に導いてあげることが重要なんですよね・・・
そんなお子様へ運動をさせたいけど何から始めたらよいかをお悩みの方、「取り合えずスイミング・・・」ではなく、しっかり地に足の着いた運動をお子様へいかがでしょうか??
バスケットボールは、「走る」「止まる」「跳ぶ」「投げる」「ヒトとあわせる」という多機能の運動機能向上へ向けたスポーツで優れた競技特殊性を持っております。
それは小さい頃よりの運動「プレゴールデンエイジ」がより適しておるといわれております!!
さあ、早目のスタートをお勧め致します!!
先ずは無料一日体験でお気軽に皆様のお越しをスタッフ一同、お待ちしております。
お申し込み・お問い合わせはホームページまたは下記連絡先までどうぞ!!
運営事務局
TEL:080−8851−0859
今の秋の季節、各学校で運動会が開催されるところも多いのではないでしょうか・・・
そして、運動会で我が子の活躍する姿を見る父兄の光景が良く目にしますね!!
そんな父兄の多くより、運動会後はよく相談が寄せられます。
運動神経を高めるには・かけっこを早くしたいのですが・・・
ローマは一日にしてならず・・・ですね。
まさに日々の積み重ねが大切です。
その日々の積み重ねとは、日常生活において定期的に運動をすることにより年齢に応じたカラダづくり、筋力トレーニング、心身の健康状態の確保・場の提供を父兄であるあなたが適切に導いてあげることが重要なんですよね・・・
そんなお子様へ運動をさせたいけど何から始めたらよいかをお悩みの方、「取り合えずスイミング・・・」ではなく、しっかり地に足の着いた運動をお子様へいかがでしょうか??
バスケットボールは、「走る」「止まる」「跳ぶ」「投げる」「ヒトとあわせる」という多機能の運動機能向上へ向けたスポーツで優れた競技特殊性を持っております。
それは小さい頃よりの運動「プレゴールデンエイジ」がより適しておるといわれております!!
さあ、早目のスタートをお勧め致します!!
先ずは無料一日体験でお気軽に皆様のお越しをスタッフ一同、お待ちしております。
お申し込み・お問い合わせはホームページまたは下記連絡先までどうぞ!!
運営事務局
TEL:080−8851−0859
2016年10月06日 [Default]
「運動神経」なんてない・・・・?!
ズバリ、結論から言いますと「運動神経」という神経はありません。
人間のあらゆる動きをつかさどっているのが神経で、スポーツの時だけに使われる特別な神経はありません。よって一般的に言われる「運動神経がない」「運動神経が鈍い」というものの原因は、神経の問題ではなく、運動やスポーツに慣れていなかったり、それらの体験が少なく身体操作性に劣っていたり、あるいは運動のコツを掴んでいなかったりすることが原因です。
運動スキルの習得は一言でいうとフィジカルトレーニングではありません、運動体験です。したがってフィジカルトレーニングとしてプログラム化したり、計画性をもって習得させたりすることは適当ではありませんし、また困難です。
プログラム化して運動スキルを習得するのは難しい
このような事例があります。近年、スポーツや運動をカリキュラムに取り入れた幼稚園や保育園が注目され、そこでは園児に跳び箱やマット運動、逆立ちやバク転などもやらせます。
非常に厳しく指導して卒園の頃にはほぼすべての園児たちが、それらの運動ができるようになります。確かに跳び箱やマット運動などは運動スキル習得の手段ですから、それらができるようなることは運動スキルが身に付いたとも考えられます。しかし、そこの園児の中には、跳び箱やマット運動ができるようになってもボール投げが苦手・自転車に乗れない・走るのが遅い・泳げない子どもたちがいます……。
さらに特段スポーツ好きや運動が得意な子どもになる、小学校の体育の成績が良くなるわけでもないようです。このようにプログラム化して、指導員が計画的に指導しても運動スキルの習得は難しいのです。
運動スキルのプログラム化がなぜ困難なのか?
そもそも運動スキルとは何なのでしょうか?「スポーツをするとスポーツが下手になる」の中でも説明しましたが、運動スキルとは「身体活動のためのコツなどを含む熟達した能力」と定義づけしました。
さらに本文の冒頭で運動スキルは運動体験であると述べました。「体験」とは専門辞書によると「何かについて主体的に、意識的にとらえること、直接に直感的に意識の内容として見いだされるもの」となっています。簡単に言い換えると、「物事に対して自主的に関わり、感覚などを通して意識として感じられること」です。
自分の意識のおもむくままに動き、身体と感覚を通して、楽しい辛い、重い軽い、速い遅い、危ない危なくないなどを経験することです。これは体験学習に近いとも言えます。体験学習は読んで字のごとく体験の中から学習することです。
発達心理学分野では体験学習を「すでに整理された情報を学習することと区別される。あらゆる行為行動は体験となり、特に記号化されていない生の体験に関わることである。全身と五感が関わるゆえに実感が強く働き、情動と認知がともにかかわることとなる。また自然や社会の本物の事象との関わりが生活への学習とつながる良さがある。また子ども独自の関わりが可能となり、個性の発揮と発見ともつながる。」と定義しています。
要するに意図的に作られていない未知の物事を身体活動により感情や五感が捉え、それが生活の中での知恵やスキルとなり、子どもの個性を築くということです。
作られた環境下では発達しにくい
しばしば紹介している運動学習指導の大家であるクルト・マイネル博士も自著「スポーツ運動学」の中で「子どもの諸動作もおとなの運動系も活動し、行為するうちに形作られる。環界との活発な交流がなければ、運動は決して発達しない。…中略… 随意運動はすべて個人が活動して生活する活動のなかで初めて獲得されるものである。」と述べています。
子どもも大人も自分を取り巻く環境へ積極的に働きかけて自らの意志で運動をしないと運動を発達させることはできないということです。ここまでの内容をご理解いただけると運動スキルはコツなどを含む熟達した能力であると定義したことと、且つこれが冒頭で「フィジカルトレーニングとしてプログラム化したり、計画性をもって習得させたりすることは適当ではありませんし、また困難である」と述べた理由です。
運動スキルを習得するには?
スポーツチームやスクールなどでは練習内容をデザインし計画します。事前に指導者がカリキュラム等に基づき教えることを決め、子どもはそれに従ってスポーツや運動をします。これではスポーツ系幼稚園で起こっていることと同じことになりかねませんし、体験学習による学習効果を得ることが難しくなります。
運動スキルは自らの意志、言い換えると「興味が沸いたことに対してチャレンジし、試行錯誤してコツを掴むこと」です。「教えられた」ということは教えられたこと以外の習得や応用が難しいということです。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?それはそもそも運動スキルが十分に備わっていない者に運動スキルを教えているわけですから運動スキルを発揮できるわけがないということです。言い換えると運動スキルの習得にはコツが大事です。教わったことではコツを感じ取ることが難しいこともあります。
運動のコツを習得するには?
コツとは何でしょうか?国語辞典によると「勘所、要領」などと書かれています。ポイントは「勘」です。さらに「勘」とは「分析的な思考によらないで直観的に物事の真相をとらえる精神作用」や「物事の意味やよしあしを直感的に感じとり判断する能力」とあります。コツとは要するに感覚です。「勘じる(感じる)」ことがコツなのです。
しかし勘じ方は個別的で主観的です。すべての者が同様の勘じ方はできません。勘覚的(感覚的)であるため教えることが難しいのです。かの有名なブルースリーの「燃えよドラゴン」の冒頭でリーが弟子の少年に「Don’t think! Feeeeel!」と指導する場面がありましたが、正にアレです!
運動スキルは一般的に走る、跳ぶ、投げる、捕る……などの基礎的な運動が運動スキルであると思われています。子どもを走らせたり、ボールを投げさせたりすることが運動スキルのトレーニングであると考えがちです。しかし、上記で触れていますが運動スキルは運動体験を通して「運動のコツ」を掴むことです。
したがってただ走ったり,ボールを投げれば運動スキルの習得につながるわけではないのです。
「投げる」動作を考える
「投げる」を例にしてお話しましょう。
投げる運動スキルはボールを投げることを目的にしているわけではありません。投運動のコツの習得、すなわち動きの習得とその効率化及び応用が目的です。
投げるのは的当てのように適度な球速で狙ったところに投げて的に当てる野球やダーツのような投げ方、バスケットボールのように山なり投げて狙ったところに落とす、石投げの水切り、新体操のようなフラフープの引き戻し(フープに回転を与えて投げて、フープを車輪のように走らせ、自分の方に戻す技)、独楽回しなど、さまざまな投げる動きがあります。
的当てや山なりの投運動は力の発揮調整と距離や空間認識が、水切りやフープの引き戻し、独楽回しは(独楽を投げ手前に紐を引き戻す)などは投げる物体への回転をかけるコツが含まれます。
このようなコツが習得されれば、例えばピッチャーの絶妙なコントロール、バスケットボールの3ポイントシュート、テニスや卓球などの球を切るなどのスポーツスキルにつながっていきます。また「運動類縁性」というものがあります。
運動の特にスポーツスキルには共通した動きがあります。例えばテニスのサーブ、バドミントンのスマッシュ、バレーボールのアタック、アメリカンフットボールの投げ方には共通した上半身の動きがあります。これらは運動ファミリーとも呼ばれています。
この中のどれかひとつでも、その動きとコツを習得すれば、他の動きは類縁性があるため応用を効かせることで習得の効率化を図れます。これが以前に紹介した「即座の習得」つながります。
ここまで述べてきたように運動スキルの習得はコツにあります。コツの指導は非常に難しいです。しかし、現代の子ども達には運動スキルを習得する機会が減少しています。したがって逆説的ですが運動スキル習得を指導する必要があるのです。
ズバリ、結論から言いますと「運動神経」という神経はありません。
人間のあらゆる動きをつかさどっているのが神経で、スポーツの時だけに使われる特別な神経はありません。よって一般的に言われる「運動神経がない」「運動神経が鈍い」というものの原因は、神経の問題ではなく、運動やスポーツに慣れていなかったり、それらの体験が少なく身体操作性に劣っていたり、あるいは運動のコツを掴んでいなかったりすることが原因です。
運動スキルの習得は一言でいうとフィジカルトレーニングではありません、運動体験です。したがってフィジカルトレーニングとしてプログラム化したり、計画性をもって習得させたりすることは適当ではありませんし、また困難です。
プログラム化して運動スキルを習得するのは難しい
このような事例があります。近年、スポーツや運動をカリキュラムに取り入れた幼稚園や保育園が注目され、そこでは園児に跳び箱やマット運動、逆立ちやバク転などもやらせます。
非常に厳しく指導して卒園の頃にはほぼすべての園児たちが、それらの運動ができるようになります。確かに跳び箱やマット運動などは運動スキル習得の手段ですから、それらができるようなることは運動スキルが身に付いたとも考えられます。しかし、そこの園児の中には、跳び箱やマット運動ができるようになってもボール投げが苦手・自転車に乗れない・走るのが遅い・泳げない子どもたちがいます……。
さらに特段スポーツ好きや運動が得意な子どもになる、小学校の体育の成績が良くなるわけでもないようです。このようにプログラム化して、指導員が計画的に指導しても運動スキルの習得は難しいのです。
運動スキルのプログラム化がなぜ困難なのか?
そもそも運動スキルとは何なのでしょうか?「スポーツをするとスポーツが下手になる」の中でも説明しましたが、運動スキルとは「身体活動のためのコツなどを含む熟達した能力」と定義づけしました。
さらに本文の冒頭で運動スキルは運動体験であると述べました。「体験」とは専門辞書によると「何かについて主体的に、意識的にとらえること、直接に直感的に意識の内容として見いだされるもの」となっています。簡単に言い換えると、「物事に対して自主的に関わり、感覚などを通して意識として感じられること」です。
自分の意識のおもむくままに動き、身体と感覚を通して、楽しい辛い、重い軽い、速い遅い、危ない危なくないなどを経験することです。これは体験学習に近いとも言えます。体験学習は読んで字のごとく体験の中から学習することです。
発達心理学分野では体験学習を「すでに整理された情報を学習することと区別される。あらゆる行為行動は体験となり、特に記号化されていない生の体験に関わることである。全身と五感が関わるゆえに実感が強く働き、情動と認知がともにかかわることとなる。また自然や社会の本物の事象との関わりが生活への学習とつながる良さがある。また子ども独自の関わりが可能となり、個性の発揮と発見ともつながる。」と定義しています。
要するに意図的に作られていない未知の物事を身体活動により感情や五感が捉え、それが生活の中での知恵やスキルとなり、子どもの個性を築くということです。
作られた環境下では発達しにくい
しばしば紹介している運動学習指導の大家であるクルト・マイネル博士も自著「スポーツ運動学」の中で「子どもの諸動作もおとなの運動系も活動し、行為するうちに形作られる。環界との活発な交流がなければ、運動は決して発達しない。…中略… 随意運動はすべて個人が活動して生活する活動のなかで初めて獲得されるものである。」と述べています。
子どもも大人も自分を取り巻く環境へ積極的に働きかけて自らの意志で運動をしないと運動を発達させることはできないということです。ここまでの内容をご理解いただけると運動スキルはコツなどを含む熟達した能力であると定義したことと、且つこれが冒頭で「フィジカルトレーニングとしてプログラム化したり、計画性をもって習得させたりすることは適当ではありませんし、また困難である」と述べた理由です。
運動スキルを習得するには?
スポーツチームやスクールなどでは練習内容をデザインし計画します。事前に指導者がカリキュラム等に基づき教えることを決め、子どもはそれに従ってスポーツや運動をします。これではスポーツ系幼稚園で起こっていることと同じことになりかねませんし、体験学習による学習効果を得ることが難しくなります。
運動スキルは自らの意志、言い換えると「興味が沸いたことに対してチャレンジし、試行錯誤してコツを掴むこと」です。「教えられた」ということは教えられたこと以外の習得や応用が難しいということです。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?それはそもそも運動スキルが十分に備わっていない者に運動スキルを教えているわけですから運動スキルを発揮できるわけがないということです。言い換えると運動スキルの習得にはコツが大事です。教わったことではコツを感じ取ることが難しいこともあります。
運動のコツを習得するには?
コツとは何でしょうか?国語辞典によると「勘所、要領」などと書かれています。ポイントは「勘」です。さらに「勘」とは「分析的な思考によらないで直観的に物事の真相をとらえる精神作用」や「物事の意味やよしあしを直感的に感じとり判断する能力」とあります。コツとは要するに感覚です。「勘じる(感じる)」ことがコツなのです。
しかし勘じ方は個別的で主観的です。すべての者が同様の勘じ方はできません。勘覚的(感覚的)であるため教えることが難しいのです。かの有名なブルースリーの「燃えよドラゴン」の冒頭でリーが弟子の少年に「Don’t think! Feeeeel!」と指導する場面がありましたが、正にアレです!
運動スキルは一般的に走る、跳ぶ、投げる、捕る……などの基礎的な運動が運動スキルであると思われています。子どもを走らせたり、ボールを投げさせたりすることが運動スキルのトレーニングであると考えがちです。しかし、上記で触れていますが運動スキルは運動体験を通して「運動のコツ」を掴むことです。
したがってただ走ったり,ボールを投げれば運動スキルの習得につながるわけではないのです。
「投げる」動作を考える
「投げる」を例にしてお話しましょう。
投げる運動スキルはボールを投げることを目的にしているわけではありません。投運動のコツの習得、すなわち動きの習得とその効率化及び応用が目的です。
投げるのは的当てのように適度な球速で狙ったところに投げて的に当てる野球やダーツのような投げ方、バスケットボールのように山なり投げて狙ったところに落とす、石投げの水切り、新体操のようなフラフープの引き戻し(フープに回転を与えて投げて、フープを車輪のように走らせ、自分の方に戻す技)、独楽回しなど、さまざまな投げる動きがあります。
的当てや山なりの投運動は力の発揮調整と距離や空間認識が、水切りやフープの引き戻し、独楽回しは(独楽を投げ手前に紐を引き戻す)などは投げる物体への回転をかけるコツが含まれます。
このようなコツが習得されれば、例えばピッチャーの絶妙なコントロール、バスケットボールの3ポイントシュート、テニスや卓球などの球を切るなどのスポーツスキルにつながっていきます。また「運動類縁性」というものがあります。
運動の特にスポーツスキルには共通した動きがあります。例えばテニスのサーブ、バドミントンのスマッシュ、バレーボールのアタック、アメリカンフットボールの投げ方には共通した上半身の動きがあります。これらは運動ファミリーとも呼ばれています。
この中のどれかひとつでも、その動きとコツを習得すれば、他の動きは類縁性があるため応用を効かせることで習得の効率化を図れます。これが以前に紹介した「即座の習得」つながります。
ここまで述べてきたように運動スキルの習得はコツにあります。コツの指導は非常に難しいです。しかし、現代の子ども達には運動スキルを習得する機会が減少しています。したがって逆説的ですが運動スキル習得を指導する必要があるのです。
2016年10月03日 [Default]
10月よりバスケスクールで更なる上達をしませんか・・・
現在、台風が近づいており本日のバスケ活動は中止の方々も多いのではないでしょうか??
これから冬の大会へ向けて、チーム&個人練習も更なる強化へ向けた練習が盛んになってくることと思われます。
そんなお子様へ、更なるバスケ上達をここ琉球ニライカナイ クラブバスケで取り組んではいかがでしょうか?
現在、多くのBリーグでのバスケプロ選手の方々も、小学生時代はミニバスチームと掛け持ちをしてクラブバスケスクール等へ通われて、スキルアップを図っていた選手がほとんどです!!
そんな向上心のある選手(お子様)の参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております!!
現在も那覇市・宜野湾市・浦添市・豊見城市・糸満市・沖縄市・北谷町等よりたくさんの方々が参加されております。
お申し込み・お問い合わせはホームページまたは下記連絡先までお気軽にどうぞ!!
運営事務局
TEL:080−8851−0859
現在、台風が近づいており本日のバスケ活動は中止の方々も多いのではないでしょうか??
これから冬の大会へ向けて、チーム&個人練習も更なる強化へ向けた練習が盛んになってくることと思われます。
そんなお子様へ、更なるバスケ上達をここ琉球ニライカナイ クラブバスケで取り組んではいかがでしょうか?
現在、多くのBリーグでのバスケプロ選手の方々も、小学生時代はミニバスチームと掛け持ちをしてクラブバスケスクール等へ通われて、スキルアップを図っていた選手がほとんどです!!
そんな向上心のある選手(お子様)の参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております!!
現在も那覇市・宜野湾市・浦添市・豊見城市・糸満市・沖縄市・北谷町等よりたくさんの方々が参加されております。
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運営事務局
TEL:080−8851−0859
2016年10月01日 [Default]
10月よりの平日クラス 無料一日体験募集中!!
バスケ未経験の方を始め、現在、ミニバスチームへ所属されている方にて更なるスキルアップを図りたいお子様も、是非、この機会に無料一日体験に参加してみてはいかがでしょうか??
・お子様のカラダづくりを始めさせたい方
・今、バスケの更なるスキルアップに伸び悩んでいる方
・新たな環境で楽しくバスケをプレイしたい方
等々、新たなステージで新たな一歩を踏み出しませんか・・・
現在、那覇・浦添・宜野湾・豊見城・糸満・沖縄・北谷等よりたくさんの未就学児・小学生の皆様が参加されております。
地域・学区・学校は一切問いません。
現在、ミニバスチームに所属されている方ももちろんOKです!!
先ずは無料一日体験で皆様のお越しをお待ちしております!!
ホームページまたは下記連絡先までお気軽にお申込・お問合せを下さいね。
運営事務局
080−8851−0859
バスケ未経験の方を始め、現在、ミニバスチームへ所属されている方にて更なるスキルアップを図りたいお子様も、是非、この機会に無料一日体験に参加してみてはいかがでしょうか??
・お子様のカラダづくりを始めさせたい方
・今、バスケの更なるスキルアップに伸び悩んでいる方
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現在、那覇・浦添・宜野湾・豊見城・糸満・沖縄・北谷等よりたくさんの未就学児・小学生の皆様が参加されております。
地域・学区・学校は一切問いません。
現在、ミニバスチームに所属されている方ももちろんOKです!!
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2016年09月28日 [Default]
あるある!! ミニバスで【練習のための練習】になるのは・・・指導者の責任&父兄の見抜く目!!
「前回負けたチームはこれだけの練習をしているのだから、勝つにはもっと練習の量を増やすしかない!」と練習の量にこだわり「練習量を増やせばそれだけの成果が上がる」と信じて疑わない監督やコーチなどの指導者がミニバスチームには・中学校部活指導者に多くいる。
練習の量にこだわる指導者は1日の練習の内容を事細かに決め、選手になんとしてもそれをクリアさせようとすることがあるが、これは練習の本来の目的である「選手の力を伸ばす」という部分が置き去りになり、「練習量をこなすための練習」になっていると言えないだろうか?
指導者が練習量をこなすための練習を設定してしまえば、選手たちも練習のための練習をおこなわざるを得なくなり、練習をたくさんしているはずなのに勝てないチームとなってしまう・・・
こんな光景を父兄の皆様も良く見受けられるのではないでしょうか・・・(笑)
そこで今回は指導者が練習を考えるときに注意すべきポイントを紹介!!
「練習のための練習」を防ぐために注意すべきポイント
とにかく練習量にこだわる指導をした場合、最初こそ選手たちも指導者の指示に従って練習に取り組むものの、連日の練習ボリュームに心が折れて惰性で練習をこなすようになってしまう。そうならないためにも以下のポイントをしっかり注意しよう。
練習内容を考えるときの原点に立ち戻る!!
練習を考えるときに大切なのは
「何のために、何をどのようにする練習をどれだけやるか」
ということ。
これが練習や筋力トレーニング、持久力トレーニングをやるときに最低限指導者が考えるべきテーマだ。練習のための練習になってしまうのは、このなかでも「どれだけ」の部分にしか焦点をあてていないことが原因。
「どれだけ」は今までの内容を変えずとも簡単に練習の強度を変えることができるため、指導者はある意味安心して変えられるポイント。しかしこの「どれだけ」を変えるだけではただ惰性によって練習メニューを決めているだけになる。
今までと違う結果を求めるなら原点である「何のために、何をどのようにする練習をどれだけやるか」を徹底的に考えてほしい。
「何のために」を選手と共有する
「何のために」、つまり目的を選手と共有するのは、選手が惰性で練習に取り組んでしまうことを防ぐためにも有効であり大切なこと。
「何のために」今の練習をやっているのかがわかれば、選手自身が練習に対して意識すべきことや注意点を考えることができ、指導者が全て指示しなくても臨機応変に目的にそって動くことができるため、練習の効率も上がる。
また、どんなキツい練習でも「何のために」という目的が明確であれば、「これは意味がある練習だ」とやる気を持ち信じて続けることができる。
しかし、ミニバスの指導者と選手の関係性は、指導者の言いなりで、言われたとおりやっているという、まさにロボット選手ばかりが現状である。
セルフ(自身)で考え目的を持って行動することが出来ない、そのような思考性が養われない環境下で多く育つ?!育てているので、小学生で強いチームも言いなりが出来ない中学生指導者の下では、みるも無残な結果に・・・
よくありますよね・・・
量だけの練習にならないように
量だけに重きをおいた「練習のための練習」をしてしまうと、いざ試合の場面になったときに練習の疲労が抜けていなかったり、度重なる練習によってけがが発生し、思うようなパフォーマンスを出せず「たくさん練習したのに負けた」という結果になってしまう。
選手たちのやる気を維持し、けがなどで未来を奪わないためにも指導者は練習内容に関して徹底的に考え抜いてほしい。
また、父兄の皆様も子供と今日一日を振り返る際には、練習メニューにて、何をどのように活かせるか・・・を確認することが大切ですよね!!
走らされてばかりの競馬馬(競走馬)のような子供・練習にならないために・・・
ミニバス&中学校部活の練習メニュー、指導者スタンスの【あるある】でした・・・(笑)
これより、チーム・指導者選択はとても重要なのがわかりますよね!!
単に、家から近いから・友達がいるから・学童の様な子供を預かって頂けるから・熱心な指導者がいるから・・・という安易な落とし穴がそこに・・・(^^)
「前回負けたチームはこれだけの練習をしているのだから、勝つにはもっと練習の量を増やすしかない!」と練習の量にこだわり「練習量を増やせばそれだけの成果が上がる」と信じて疑わない監督やコーチなどの指導者がミニバスチームには・中学校部活指導者に多くいる。
練習の量にこだわる指導者は1日の練習の内容を事細かに決め、選手になんとしてもそれをクリアさせようとすることがあるが、これは練習の本来の目的である「選手の力を伸ばす」という部分が置き去りになり、「練習量をこなすための練習」になっていると言えないだろうか?
指導者が練習量をこなすための練習を設定してしまえば、選手たちも練習のための練習をおこなわざるを得なくなり、練習をたくさんしているはずなのに勝てないチームとなってしまう・・・
こんな光景を父兄の皆様も良く見受けられるのではないでしょうか・・・(笑)
そこで今回は指導者が練習を考えるときに注意すべきポイントを紹介!!
「練習のための練習」を防ぐために注意すべきポイント
とにかく練習量にこだわる指導をした場合、最初こそ選手たちも指導者の指示に従って練習に取り組むものの、連日の練習ボリュームに心が折れて惰性で練習をこなすようになってしまう。そうならないためにも以下のポイントをしっかり注意しよう。
練習内容を考えるときの原点に立ち戻る!!
練習を考えるときに大切なのは
「何のために、何をどのようにする練習をどれだけやるか」
ということ。
これが練習や筋力トレーニング、持久力トレーニングをやるときに最低限指導者が考えるべきテーマだ。練習のための練習になってしまうのは、このなかでも「どれだけ」の部分にしか焦点をあてていないことが原因。
「どれだけ」は今までの内容を変えずとも簡単に練習の強度を変えることができるため、指導者はある意味安心して変えられるポイント。しかしこの「どれだけ」を変えるだけではただ惰性によって練習メニューを決めているだけになる。
今までと違う結果を求めるなら原点である「何のために、何をどのようにする練習をどれだけやるか」を徹底的に考えてほしい。
「何のために」を選手と共有する
「何のために」、つまり目的を選手と共有するのは、選手が惰性で練習に取り組んでしまうことを防ぐためにも有効であり大切なこと。
「何のために」今の練習をやっているのかがわかれば、選手自身が練習に対して意識すべきことや注意点を考えることができ、指導者が全て指示しなくても臨機応変に目的にそって動くことができるため、練習の効率も上がる。
また、どんなキツい練習でも「何のために」という目的が明確であれば、「これは意味がある練習だ」とやる気を持ち信じて続けることができる。
しかし、ミニバスの指導者と選手の関係性は、指導者の言いなりで、言われたとおりやっているという、まさにロボット選手ばかりが現状である。
セルフ(自身)で考え目的を持って行動することが出来ない、そのような思考性が養われない環境下で多く育つ?!育てているので、小学生で強いチームも言いなりが出来ない中学生指導者の下では、みるも無残な結果に・・・
よくありますよね・・・
量だけの練習にならないように
量だけに重きをおいた「練習のための練習」をしてしまうと、いざ試合の場面になったときに練習の疲労が抜けていなかったり、度重なる練習によってけがが発生し、思うようなパフォーマンスを出せず「たくさん練習したのに負けた」という結果になってしまう。
選手たちのやる気を維持し、けがなどで未来を奪わないためにも指導者は練習内容に関して徹底的に考え抜いてほしい。
また、父兄の皆様も子供と今日一日を振り返る際には、練習メニューにて、何をどのように活かせるか・・・を確認することが大切ですよね!!
走らされてばかりの競馬馬(競走馬)のような子供・練習にならないために・・・
ミニバス&中学校部活の練習メニュー、指導者スタンスの【あるある】でした・・・(笑)
これより、チーム・指導者選択はとても重要なのがわかりますよね!!
単に、家から近いから・友達がいるから・学童の様な子供を預かって頂けるから・熱心な指導者がいるから・・・という安易な落とし穴がそこに・・・(^^)
2016年09月27日 [Default]
琉球ゴールデンキングスから見る基礎の大切さを・・・
先週、待ちに待った【Bリーグ】が開幕しました!!
琉球ゴールデンキングスのファンを始め、多くのバスケファンが待ちに待った開幕戦でした!!
初戦は、得点の結果だけをみれば、あと少しと思う方も多いと思いますが、バスケをされていた方なら既にお分かりでしょうね!!
・ボールハンドリング
・フィジカルなコンタクト(ボール間際のデイフェンスの寄り)
の圧倒的な違いを・・・
これってどういうこと・・・!?
先ずは幼少期(小学生)のウチから、指先をしっかりと使うボールハンドリングのプログラムをしているかということ・・・
地道な練習ですが、ここの継続がプロになっても大きく左右することは、ほとんどの指導者は理解できていないのが現実。
だから、走るばかりの「陸上部か・・・?!(^^)」と皮肉を言わざるを得ない練習プログラムしか出来ていないのが多くのミニバス・中学校部活のチーム練習・指導者が組むカリキュラムなんですよね・・・
ただ、ツーメン・スリーメンなっかりの・・・(笑)
そして、フィジカルなコンタクトの練習なんて一切しないんですよね・・・
いやいや、出来ないんですよね、なぜなら、その現状把握をしていないことと、それをクリアすべく実戦形式のトレーニングプログラム方法が分からないのですから・・・
なので走るだけとか、コーンを置いてドリブルをするだけ・・・なんてトレーニングばっかりなんですよね・・・
これでは、言わば小手先だけのバスケテクニックだけで、本当にバスケのトップアスリートとしての成長プログラムが組めていない、期待できないのが現状ですね!!
残念ながら・・・
そんな現状へお子様を導くのではなく、多感で好奇心旺盛な時期の小学生・中学生のお子様へ、是非とも適切なプログラムで更なるスキルアップを図って頂きたいと、当クラブは切に願います。
先ずは当クラブの無料一日体験へ来館して下さい。
スタッフ一同、やる気のあるお子様の来館を楽しみにお待ちしております。
お申込・お問い合わせはお気軽にホームページまたは下記連絡先までどうぞ!!
運営事務局
080−8851−0859
先週、待ちに待った【Bリーグ】が開幕しました!!
琉球ゴールデンキングスのファンを始め、多くのバスケファンが待ちに待った開幕戦でした!!
初戦は、得点の結果だけをみれば、あと少しと思う方も多いと思いますが、バスケをされていた方なら既にお分かりでしょうね!!
・ボールハンドリング
・フィジカルなコンタクト(ボール間際のデイフェンスの寄り)
の圧倒的な違いを・・・
これってどういうこと・・・!?
先ずは幼少期(小学生)のウチから、指先をしっかりと使うボールハンドリングのプログラムをしているかということ・・・
地道な練習ですが、ここの継続がプロになっても大きく左右することは、ほとんどの指導者は理解できていないのが現実。
だから、走るばかりの「陸上部か・・・?!(^^)」と皮肉を言わざるを得ない練習プログラムしか出来ていないのが多くのミニバス・中学校部活のチーム練習・指導者が組むカリキュラムなんですよね・・・
ただ、ツーメン・スリーメンなっかりの・・・(笑)
そして、フィジカルなコンタクトの練習なんて一切しないんですよね・・・
いやいや、出来ないんですよね、なぜなら、その現状把握をしていないことと、それをクリアすべく実戦形式のトレーニングプログラム方法が分からないのですから・・・
なので走るだけとか、コーンを置いてドリブルをするだけ・・・なんてトレーニングばっかりなんですよね・・・
これでは、言わば小手先だけのバスケテクニックだけで、本当にバスケのトップアスリートとしての成長プログラムが組めていない、期待できないのが現状ですね!!
残念ながら・・・
そんな現状へお子様を導くのではなく、多感で好奇心旺盛な時期の小学生・中学生のお子様へ、是非とも適切なプログラムで更なるスキルアップを図って頂きたいと、当クラブは切に願います。
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2016年09月24日 [Default]
10月よりの平日スクールの無料一日体験募集!!
10月より平日のスクールをご希望の方、無料一日体験にお越し下さい。
月曜・木曜
17:00〜19:00
宜野湾市立体育館
火曜・金曜
17:00〜19:00
与那原交流施設
水曜
18:00〜20:00
糸満市立喜屋武小学校体育館
もちろん、平日1日のみの参加もOKです。
・何かカラダづくりでスポーツを始めたいお子様
・バスケを始めようとお考えのお子様
・現在、ミニバスチームに入っていて、更に基礎から上達したいお子様
などなど、お気軽にお越し下さいね。
先ずは無料一日体験にて、お気軽にお申込下さい。
現在、那覇市・宜野湾市・糸満市・浦添市・豊見城市・沖縄市・北谷町等たくさんの地域・学校より入会されております。
学区・学校に関係なく、どなたでも自由に参加できます。
※もちろん、ミニバスチームに所属されている方も二重登録にはなりませんのでご安心下さい。
お申込・お問い合わせはホームページまたは下記連絡先までどうぞ。
運営事務局
080−8851−0859
10月より平日のスクールをご希望の方、無料一日体験にお越し下さい。
月曜・木曜
17:00〜19:00
宜野湾市立体育館
火曜・金曜
17:00〜19:00
与那原交流施設
水曜
18:00〜20:00
糸満市立喜屋武小学校体育館
もちろん、平日1日のみの参加もOKです。
・何かカラダづくりでスポーツを始めたいお子様
・バスケを始めようとお考えのお子様
・現在、ミニバスチームに入っていて、更に基礎から上達したいお子様
などなど、お気軽にお越し下さいね。
先ずは無料一日体験にて、お気軽にお申込下さい。
現在、那覇市・宜野湾市・糸満市・浦添市・豊見城市・沖縄市・北谷町等たくさんの地域・学校より入会されております。
学区・学校に関係なく、どなたでも自由に参加できます。
※もちろん、ミニバスチームに所属されている方も二重登録にはなりませんのでご安心下さい。
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2016年09月22日 [Default]
10月よりの入会へ向けて、無料一日体験募集中!!
10月よりの新たなスタートへ向けて、9月の無料一日体験を募集中です。
もちろん、10月に入ってからでも無料一日体験は受け付けております。
来年は試合の中心選手となるミニバス選手を始め、新たにバスケをスタートしようと思っている小学生・未就学児、お気軽に無料一日体験にお越し下さいね!!
ホームページのスケジュールをご覧頂き、ご都合の宜しい日程にお越し下さいね!!
現在もたくさんの方々が、無料一日体験のお申込を頂いております。
お申込はホームページまたは下記連絡先までどうぞ。
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10月よりの新たなスタートへ向けて、9月の無料一日体験を募集中です。
もちろん、10月に入ってからでも無料一日体験は受け付けております。
来年は試合の中心選手となるミニバス選手を始め、新たにバスケをスタートしようと思っている小学生・未就学児、お気軽に無料一日体験にお越し下さいね!!
ホームページのスケジュールをご覧頂き、ご都合の宜しい日程にお越し下さいね!!
現在もたくさんの方々が、無料一日体験のお申込を頂いております。
お申込はホームページまたは下記連絡先までどうぞ。
運営事務局
080−8851−0859

